高麗手指鍼

高麗手指鍼

高麗手指鍼は1975年に韓国の柳泰佑(ユ・テウ)先生が
研究・創始したものです。
「手は人体の縮小版」という原理に基づき、手指の特定部位に体と
同じように経絡やツボがあることを発見しました。
手のツボに高麗手指鍼専用の鍼や灸などで刺激を加えることによって
施術したり全身の身体機能を調節したりする療法です。                                            

  1. 高麗手指鍼の特徴
  2. 手指は敏感な場所であり、体と比べると身も薄いため体のように
    深く刺す必要がありません。
    そして手指は大脳の運動野や体性感覚野で非常に大きな面積を占めることから、
    手指への刺激は脳に直接的に訴えかけることができ全身施術に比べ即効性があります。
    強い痛みを訴える人に相応点を刺激すると、その場で痛みがおさまる変化が起こり、
    ずいぶん楽になる場合が多いです。                          

     

    施術は手指のみに行います。
    このため服を脱いだりめくったりする必要がありません。
    ですので女性の方でも抵抗なく施術を受けることができます。
    婦人科疾患などの場合、体鍼だと下腹部や仙骨部などに刺鍼をすることがあります。
    しかし、高麗手指鍼だと手のみで施術できますので安心ですね。

     

    骨折後の骨癒合や手術で切開した部位の癒合も傷害部位に触れることなく
    手指に施術することで驚くような速さで修復されます。
    また手指のみに施術をするため、立っていても座っていても寝た状態でも施術できます。
    高麗手指鍼では鍼、灸、気マーク鋒(金メッキと銀の金属チップを手指に貼る)などを
    用いて施術します。

     

  3. 相応点
  4. 「手は体の縮小版」の言葉通り、手指には体に相応する場所があります。
    中指が頭部から首、人差し指と薬指が腕、小指と親指が足です。
    手のひらがお腹側で手の甲が背中側に相応します。
    身体の右側の症状は右手、左側の症状は左手に施術したほうが施術効果が高いです。
    例えば右膝が痛い場合は右手小指の近位指節間関節に施術します。

     

  5. 14気脈
  6. 東洋医学では12経脈と奇経八脈という気血の運行する通路があります。
    高麗手指鍼でこれに相当するのが14気脈です。
    12経脈と奇経八脈の督脈と任脈を合わせて14の気脈で構成されています。
    この気脈上に345の気穴(ツボ)が存在します。
    気脈は体の臓腑との関係が強く、症状に応じていろいろな組み合わせで気穴を選び施術します。

     

  7. 高麗手指鍼が得意とする疾患〜全身施術との比較
  8. 高麗手指鍼は頚椎ヘルニア、膝半月板損傷、腰椎脊柱管狭窄症、腰部脊椎分離すべり症、
    腰椎ヘルニア、骨折や靭帯・腱などの断裂後や手術の癒合促進などの施術に優れています。
    高度で複合的な技術を要しますが糖尿病、アレルギー疾患、腎炎、肝疾患、婦人科疾患などの
    内臓疾患を得意としています。
    ストレス性の症状、精神疾患やてんかん、認知症にも実績があります。

     

    首・肩や腰の痛みの場合、筋・筋膜が原因の痛みは体鍼のほうが適しています。
    それ以外の周囲軟部組織(腱、靭帯、関節包、滑液包など)や骨が原因の痛みは
    高麗手指鍼が適していると言えます。

     

  9. 高麗手指鍼の施術方法

相応療法(局所施術)
手指の適当な場所を刺激しても単に押した感覚しかありませんが、
相応部位を刺激するとびっくりするくらいの痛みを感じます。
20秒程度刺激し続けると体の痛みや具合の悪いのが直後に軽減するというものです。

 

また、相応部位に鍼や灸をしても効果が得られます。
急性症状や強い痛み、発熱炎症には鍼が適しております。
慢性疾患、健康増進や疲労回復・冷えからくる症状には灸が適しています。

 

相応療法で70〜80%の症状は改善が期待できます。
改善されない場合、本治法を施します。  

 

 

本治法
本治法を行うためにいくつかの診断方法と施術を行います。

 

@陰陽脈診法
左右それぞれの頸動脈拍動部(人迎)と手関節付近の橈骨動脈拍動部(寸口)の
脈の太さを比較して偏りが大きいほど病が深い、重い、と診断して脈を調整します。

 

A五運六気体型(運気体型)診断
五運とは木火土金水、六気とは風寒暑湿燥熱を指し、
四季が異常気象により崩れると万物の均衡も崩れて疾病が生じるという考えです。
高麗手指鍼では入胎時の気候は右半身の体質を決定し、
出生時の気候は左半身の体質を決定するという法則を発見しました。
これにより生年月日が分かると、早見表があってそれに照らし合わせると
生まれつきの体質が判別がつきます。
この診断だけ他と違って占い的な雰囲気で胡散臭さがありますが、
驚くことに7〜8割くらいの人は当てはまります。

 

B三一体質診断(腹部圧痛診断)
東洋医学で体質というと、生涯変わることがない体質を表しますが、
高麗手指鍼では疾病状態によって変化する病的状態を指します。

 

三は陽実証、陰実証、腎実証の三種類
一はその三種類の複合症状を表します。
腹部の特定部位(天枢、大横、石門、関元)を押圧し、圧痛のある場所から分類します。
これにより臓腑の虚実を把握し施術します。

 

証が確定すれば通治処方を行います。
通知処方とは証によって施術ポイントがパターンとして定まっているものです。

 

C五治処方
五治処方とは五行の相生相克関係を手指の五兪穴に配当した刺激方法です。
病が他の臓腑に伝病したり悪化した場合に臓腑全体を総合的に調整します。


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