かどた無双房鍼灸院

五臓六腑 肝臓と肝

現代医学における肝臓

 

肝臓は右わき腹の肋骨内側にあり、人体ので一番大きな臓器です。
成人の肝臓は約1.2〜1.5kgの重さでがあります。

 

主な働きは
@ 代謝機能
食事から摂取した栄養を、体内で必要なエネルギーに変える機能
A 解毒作用
アルコール、アンモニア、薬など体にとって有害な物質をろ過し無害化する
B エネルギーの貯蔵
脳に必要なエネルギー(グルコース)をいつでも供給できるように貯蔵
C 胆汁の生成
消化酵素を作り、血中のコレステロール値を調整。脂質の消化吸収を助ける

 

 

東洋医学における肝

 

肝は判断力や計画性などの精神活動を支配します。
このため体の器官を昔の役職にたとえると、
心が君主とするならば、肝は将軍にたとえられています。

 

五行でいうと、木の性質をもっています。
このため気が体の隅々までとどこおりなく、のびやかに動きます。
しかし、ストレスなどを受けて肝の働きが落ちると、イライラしたり、鬱状態になります。
あるいは気の動きが悪くなることで、消化器系に影響が出て、
ゲップ、嘔吐、お腹がはるなどの症状が出たりします。

 

肝は蔵血作用といって、血を貯蔵して血量をコントロールする働きをもっています。
現代医学的にも肝臓は血液が集まる場所ですよね。

 

食べたものは口から胃や十二指腸を通過して小腸で吸収されて、
血液に溶け込んで肝臓に届けられます。
肝臓で処理されて体のパーツの素を作り、血液に溶け込んで全身に届けます。
肝の働きが落ちると血が不足して筋が養えなくなるので、
体がつったり、しびれたり、しっかり動かせなくなります。
あるいは女性は生理不順になったり、貧血になったりします。

 

 

 

 

肝と五行との関係

肝は木であることはすでに紹介しています。

 

五官といって、顔にある感覚器は五臓とつながっています。
肝の官は「目」です。

 

五液といって、体液は五臓のいずれかと関係があります。
肝の液は「涙」です。
視力や眼球運動は肝の血によって栄養されており、涙で潤すことで目を保護しています。
このため肝に異常が生じると、目の症状がいろいろと出てきます。
ものが見えにくい、斜視、目が赤くなる、ドライアイ、わずかな刺激で涙があふれる・・。

 

前回触れましたが、五主といって五臓から栄養される器官があり、肝は筋です。
この場合の筋とは、筋膜という筋肉を包む丈夫な膜や腱です。

 

そして、五華といって五臓が弱った時に反応が出やすい場所があり、肝は爪です。
肝の血により筋が養われています。
そして、東洋医学的には「筋の余」として爪があると考えています。
このため爪の色が悪い、変形する、もろく割れやすい、などのときは肝に問題がありそうだ、と推測できるのです。

 

五志といって五臓と最も関係の深い感情があり、肝は「怒」です。
文字通りの怒りであったり、イライラすることであったり、
あるいは、言いたいことがあるのに、はっきり言うことができない状態などを指します。
これは肝が木の性質をもっているためです。
木はのびやかな性質なので、それを押さえつけられるような状態を嫌うのです。
このため怒の感情は肝に悪影響を及ぼし、肝と関連ある器官などにも症状が出たりします。

 

五悪といって五臓を傷つける外感病邪があり、肝は風です。
春は気候の1年の変わり目で強い風がよく吹くためですが、年間を通して風邪(ふうじゃ)は最も多いです。
風邪は動きやすい性質があることから肢体に異常運動や強直がよく現れます。

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