かどた無双房鍼灸院

心臓と心

現代医学的な心臓の働きは
全身に血液を供給するためのポンプとして一時も休まず動き続ける筋肉の塊のような臓器です。
安静時でだいたい1分に5リットル、1日で約7200リットルもの血液を送り出しています。
これだけの動きをするために心臓自身にも血液を供給しなくてはいけませんが、これが冠動脈というものです。
全身に送り出される血液の約5%が心臓を動かすために送り出されています。

 

 

東洋医学的な心のはたらきは
@血管内の血液を全身に送る
これは現代の解剖学、生理学的に見ても同じですね。
心がしっかりしてると、血液は絶え間なく血管内を運行し、血液に含まれる栄養や酸素は臓腑や各種組織器官、手足のすみずみまでうまく運ばれます。
心が弱いと血流が悪いため、顔色がすぐれなかったり、脈が弱く遅くなります。
さらに弱くなると、血行障害が生じます。

 

A神志をつかさどる
これは東洋医学独自の考え方です。
と、いうか日本語や英語にも表現として取り入れられていますよね。
「心は神を臓す」
「心は神明を主る」
などとも言い、
心は精神・意識・思惟活動を主宰します。
心のはたらきが正常であれば、精神は充実し、意識や思惟もしっかりしています。
心のはたらきが異常であれば、不眠や多夢、気持ちが落ち着かない、うわごとを言う、
などの状態になります。
逆に、反応が鈍くなったり、健忘症、昏睡、人事不省になったりもします。
この2つは密接な関係があるため、同時に起こることが多いです。

 

心の五行との関係

臓腑は必ず五行のいずれかの性質を持っています。
心は火です。
あとで出てくる腎の水と上下でやり取りをします。

 

五主といって五臓が支配する器官は血脈です。
これは心ですから当然のことですね。

 

五液といって、体液も五臓のいずれかと関係があります。
心の液は「汗」です。
暑いときに体の熱をさますため汗をかきます。
そして汗腺の開閉をコントロールしています。
しかし、心が弱ると開閉のコントロールができなくなります。
汗は体液。ナトリウムなど大事な成分を放出して体を冷まします。
体の機能が働くわけですから、エネルギーも消耗します。
疲れがたまると、自汗といって必要ないのに汗が出たり、必要以上に大量に汗をかいたり、寝汗をかいたりするのも心の弱りから起こります。

 

五官といって、顔にある感覚器も五臓とつながっています。
心の官は「舌」です。
舌は味を感じたり食べ物を口の中で動かしたりすることと、しゃべるときに口の中で動かして音を作るのに唇とともにはたらきます。
心に異常が生じると、味覚異常や言語障害がでます。

 

また、心は前回書いた血流をコントロールする機能があるため、
舌の色や光沢、舌苔の状態から体調を推し量ることができます。
これを舌診といって、東洋医学ではよく用いられる方法です。
現代医学でも診られる先生がいらっしゃるようです。

 

五悪といって五臓を傷つける気象条件は暑、熱です。
五行が火、五液が汗、五色は赤、ともともと熱をもったイメージです。
そこにさらに外から熱を加えられるとオーバーヒートしてしまいます。

 

五志といって臓腑病のときに発する感情は喜です。
火の性質は散じて開きます。人の喜びというものは、気が開いて散ずることによって生じます。
喜は元来はプラスの感情ですが、過度になると心神を傷ります。
心気に異常があると喜笑が止められなくなり、心気が不足すると悲傷します。

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