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子宮筋腫~婦人科疾患

子宮筋腫とは

子宮の筋層を構成している平滑筋部分に発生する腫瘍を平滑筋腫をいいます。
平滑筋の中に筋肉の瘤(コブ)の様な塊(これも平滑筋でできている)ができると、これを子宮筋腫と呼びます。

子宮筋腫は良性の腫瘍です。ほかの臓器に転移することはほとんどありません。
筋腫は周りの正常な筋層を押しのけながら、時間をかけて少しずつ成長していきます。
大きさは数ミリ程度のものから数十cmのものまであります。

子宮筋腫の硬さはソフトボールくらいの硬さでかなり堅いので下腹部を触診すると固いものに触れることができます。

成人女性の約20%に発生するといわれています。
30歳代から多く見られるようになり、好発年齢は40歳代。
閉経期にピークとなり、閉経後は激減します。
近年は
・栄養の改善
・ストレス(肉体的・精神的なものも含まれる)
・脂肪分の過剰摂取
などの環境が初経年齢を早めていることから20歳代の人も増加しているようです。

子宮筋腫のできる原因
・月経が始まる前の女性にはほとんど発生しないこと
・月経が終わる年齢になると筋腫が小さくなること

これらを考えあわせると、
子宮筋腫の発育には月経をおこすホルモン、すなわち卵巣のホルモンが深く関ってきていることが考えられます。

筋腫の芽は、かなりたくさんの女性に潜んでいると考えられます。
ですがこの芽が大きく育って色々な症状を起こしてくる場合と、そうでない場合があります。
卵巣からのホルモンの働き方や、それに対する筋腫の芽自体の反応の違いによって、育ち方に差ができるのではないかと考えられます。

筋腫が育つ環境を見ると、卵巣からのホルモンが必要であることは何となく理解できますが、子宮の筋肉の中になぜ筋腫に育つ細胞の芽が生まれてくるかは不明です。
また、子宮のなかに筋腫が一個だけできることは少なく、同時にたくさんできる場合がほとんどです。

子宮筋腫の発生部位

①子宮体部

子宮体部に発生する筋腫を体部筋腫といい、子宮筋腫の約95%はここに発生します。
さらに子宮体部のどこに発生するかで3つに分類されます。

1.漿膜下筋腫 ・・
子宮漿膜直下(子宮の外側)に発生し、子宮の表面(漿膜面)に向かって発育していきます。
子宮の外側にありますので、筋腫が大きくても筋腫特有の症状はほとんどありません。

2.筋層内筋腫・・
子宮筋層の内部(子宮壁の真ん中)に発生し、筋層内で発育していきます。
子宮壁筋層の中に囲まれています。
子宮筋腫では最も多いタイプです。

3.粘膜下筋腫・・
子宮内膜直下(子宮の内側)に発生し、子宮内腔に向かって発育していきます。
頻度は少ないですが、筋腫が小さくても過多月経や月経痛などの症状が強く現れる場合が多いようです。

②子宮頚部

子宮頸部に発生する子宮筋腫を頸部筋腫といいます。

③筋腫分娩

粘膜下筋腫の特殊なタイプです。
粘膜下筋腫が有茎性(茎を持って)に発育し、その茎が次第に延長し、ついには筋腫自体が子宮外(膣内や陰裂外)まで脱出した状態を指します。

子宮筋腫の症状

子宮筋腫は自覚症状の少ない病気で、全体の6~7割の人は無症状です。
それでも自分の体に注意を払っていると、症状が自覚できる場合があります。

・過多月経
・不正出血(粘膜下筋腫の場合出血が多く貧血になる場合があります。)
・月経困難、月経痛
・圧迫症状(排便、排尿障害)
・疼痛(下腹部痛、腰痛、下肢痛)
・下腹部の膨満感
・不妊(全体の約20~30%)

東洋医学における子宮筋腫

東洋医学では子宮筋腫「癥瘕(ちょうか)」、「石瘕」などと言います。
「癥」とは、腹の中にできもののできる病気を指し、西洋医学でいうところの腫瘍をいいます。
「瘕」も同じ意味ですが、「癥」が硬く動かないできものを指し、「瘕」は押さえても触れることのない移動性のできものを指します。

「癥瘕」の発生要因は、子宮を寒邪が襲い気血の流れが悪くなります。
すると月経によって排出されるはずの血が出ずに、腐った血の塊となって止まり、それが硬い塊となることによって起こるとされています。

このように東洋医学では子宮筋腫は気血の流れが悪くなることによって、瘀血(おけつ・ふるち)が生じるのが原因と考えられています。

原因の分類

①瘀血・・
瘀血になる原因には、さまざまなものがあります。
気滞・気虚・寒凝・血熱など。
これらは全て、血液循環を妨げて瘀血の原因となります。
瘀血が形成されると、月経時に排出されずに停滞して子宮筋腫となります。

②痰湿阻滞・・
痰湿は、脾や腎の機能が失調すると、津液(体内の水分)の循環や排泄が悪くなり、余分な津液が痰という病理物質を形成し、気血の巡りを阻害するようになります。
痰湿が気血と一緒に停滞すると子宮筋腫となります。

③気滞・・
肉体的・精神的ストレスなどが長期間続くと、肝気が鬱滞して気の流れが悪くなり引き起こされます。
また、いつもくよくよとして、考え事や心配事ばかりすると脾気を損傷して、気の流れが悪くなることによっても引き起こされます。
気滞単独で筋腫が起こることはなく、気滞が原因になり、気血の巡りを阻害されて、結果として子宮筋腫となります。

子宮筋腫の鍼灸施術

下腹部や腰部、任脈・衝脈・督脈を中心に、肝・心・腎・脾経などを適宜選択して気血の滞りを改善するよう施術します。
全身施術に加え、高麗手指鍼を加えるとベターです。

体の鍼の場合、どうしても下腹部へ鍼や灸をする必要がありますが、
高麗手指鍼の場合は、手のひらが下腹部に相応しますので安心いただけます。
お灸も手のひらにするのでやけどすることはありません。

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